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むれログ

ブログ論やビジネス、生活に役立ちそうな知識についてまとめています。

Macbook pro 13インチをメルカリで販売した話

ブログ用のパソコンで最も重要視したい要素は携帯性。ある程度お金に余裕が出てきたので、macbookの12インチを購入し、使わなくなったmacbook proの13インチを売ることにしました。そこでコムショップで簡単に見積もり査定をしてもらったところ、最も良い状態で69000円と算定されました。

 

このまま売ってもよかったのですが、最近はフリマアプリによる個人売買が流行っているとのことなので、私も挑戦してみることにしました。もしかしたらコムショップの買取価格よりも高値で売れるかもしれません!9万円や10万円で売れたら、macbookの実質的な購入費用を大きく抑えることができますからね。俄然やる気が湧いてきました。

さて商品を販売する上で最も重要だと思われるのが商品相場です。高過ぎれば誰も見向きもしませんし、安過ぎれば割に合いません。仮に7万円弱くらいで売れたとしても、連絡や出品の手間を考えたら、無駄骨のように思えてきます。できれば10万円くらいで売れたらいいなと、楽観視しつつmacbook proの相場を調べてみることにしました。

Mac製品の中古は基本的に新品価格の7割くらいで収まるらしいです。私が購入したmacbook proは新品で約14万円なので、その7割なら98,000円ですね。だいたい私の予想通りの価格ですね。mac製品はブランド力が高いので、中古でも高く売れるのが大きな強みです。これがそこらへんのパソコンなら2,3万円くらいだったかもしれません。本当にmacユーザーでよかったと思います。

さて、大まかな商品相場がわかったところで、次は実際に同じ商品がどれくらいの価格で売られているのかをチェックします。メルカリで検索をかけたところ、だいたい9万円から10万円後半あたりで推移しています。本当にきれいに相場のあたりで収まっていますね。macのパソコンは高額な部類に入るので、売る方も買う方も入念にサーチして取引しているのでしょう。よほどの幸運がない限り相場より高く売れるとは考えないほうがいいですね。

とはいえ9万円前半のmacbookは売り切れが多いのに対し、10万円後半のmacbookは売れ残りが多い印象です。買う方も相場より高いか安いかがわかっているので、安く買えるチャンスを虎視眈々と狙っているわけですね。経済学の本質のようなものを垣間見た気がします。

こんな感じで売る側と買う側の思惑が衝突して、価格が一定のところで落ち着くのですね。人はお金が絡むと割と本気で頭を動かすものです。価値あるものを安く買えれば、得したと思って嬉しい気分になりますし、足元を見られてぼったくられると悔しいと思うはずです。だからこそビジネスは(見ているぶんには)面白いですね。しかし今回は私もビジネスのプレイヤーの一人です。自分の愛した商品が安値で買い叩かれないように、頭をフル活用するつもりです。

今回私がmacbook proを売る時の目標利益は9万円です。相場よりも8,000円も安く設定していますが、それにも理由があるのです。私のmacbook proは本体はきれいなのですが、充電コードはゴムの部分がめくれており銅線がむき出しになっています。机と壁に挟まった状態で放置していたので、気づいたら悲惨なことになっていました。ビニルテープで補習こそしていますが、状態が悪いことには変わりありません。そこを指摘されたらかなり辛いので、大幅に値切ってしまいそうです。

目標利益が決まったら、次はどのフリマアプリを使うかを決めます。フリマアプリといえばメルカリが有名なのですが、販売手数料が10%も取られてしまうので、今回は楽天のフリマアプリ「ラクマ」を使うことにしました。ラクマの販売手数料はなんと0円!おそらく利用者を増やしてから有料にする算段なのでしょうが、今はこれを使わない手はないですね。

ラクマを使うには楽天のアカウントが必要です。これはポイント目当てで楽天カードを発行するときに、作っておいたので問題ないですね。逆に言うとラクマを使いたければ、楽天のアカウントを所持しないといけないので、これは囲い込み戦略の一つとも言えそうです。

出品の手順は非常にシンプルで、商品の写真を選択し、商品の説明、カテゴリー、値段を設定すれば、ものの数分で出品することができます。スマホ一つで商品の売買ができるなんて、本当に便利な世の中ですね。パソコンが売れなくなるのも分かる気がします。

ラクマでの決済目標は90,000円です。ただ相手に値切らせてお得感を強調してから売り込もうと考えて、95,000円で出品することにしました。macbook proをラクマに出品して数時間経過すると、気に入った商品として「いいね」ボタンを押したり、色々質問のコメントが出てきたりもしました。質問に答えたり、値下げに対応したりするのですが、これがちょっと楽しいけどめんどくさい。普段からほとんど誰ともメールをしていない私にとって、コメントのやり取りは悪くないものでしたが、質問はするけど買わないというパターンばかりなのですね。

まあ高額商品なので、購入をためらう気持ちはわかるのですが、買うかどうかもわからない人とコメントのやり取りをすると、徒労感を感じてしまうのです。ここで忍耐力のない人は、「相場よりも安くてもいいから早く商品を捌きたい!」と考えるわけですね。そして買い手はそんなラッキーチャンスを狙って待ち構えているのですね。もしかしたら彼らは私がしびれを切らして、商品を値下げするのを待っているのかもしれません。

ただこうして待っているだけでも時間が勿体無いので、今度はメルカリも試してみることにしました。メルカリの手数料10%はヤフオクよりも高いので、私の中ではぼったくりのイメージがありました。しかし今回は1万円を超えた部分の手数料が5%になるキャンペーンを開催していたので、悪くないなと思い、メルカリにも出品してみることにしました。

メルカリもラクマと同じ要領で出品することができますが、手数料を取るだけあって、ラクマにはない便利な機能がついています。メルカリで出品すると、商品の相場が表示されるのです。これがあればフリマ初心者でも無難な価格設定ができますね。ちなみにメルカリでは手数料が5%取られるので、それを考慮に入れて95000円を決済目標に決めて、98000円で出品することにしました。そしてまたじっくりと時間をかけて様子を見ることにします。

メルカリとラクマの両方で出品していると、メルカリの方が「いいね」やコメントの数が多いことに気づきます。2倍から3倍くらいはありますね。やはりメルカリの方が利用者が圧倒的に多いようです。手数料を10%を取るだけあって、広告費にジャブジャブお金を使っているのでしょう。今や「フリマアプリといえばメルカリ!」というほど勢いがありますからね。

さてメルカリで98000円で出品したmacbook proですが、即金で95000円を積極的に提示してもなかなか売れません。他のmacbookと比べるとケーブルが劣化しているので、9万円で買いたい人が多いのでしょう。またしばらくすると、予想通りケーブルの劣化を指摘して値切ろうとする人が現れました。ここからが交渉スキルの見せ所です。私は95000円で売りたいですが、向こうはそれよりも安く買いたいようです。私が94000円を提示すると、向こうは90000円を提示してきました。それでは間をとってと、私が92000円を提示したところで、交渉は終了。「考える時間が欲しいので一日だけ取り置きしてほしい」と、相手から要望があったので、私もそれを受け入れて一旦休戦になりました。

ここまでは一般的な値段交渉のように見えますが、私は2つの間違いを犯しました。一つ目は安易に2回も続けて値下げをしてしまったことです。95,000円で買いたくなくても、94,000円なら買ってくれる人がいたかもしれないのに、その可能性を潰してしまったのです。一度92,000円まで値下げしてしまったら、その人はもう94,000円では買ってくれなくなります。値下げはある程度インターバルを設けてから行うべきです。そうすれば「94,000円まで値下げ!?早く買わないと他の人に買われてしまう!」と買い手を駆り立てることができるからです。

2つ目のミスは取り置きを承諾してしまったことです。取り置きはフリマのような一度きりのビジネスにおいては売り手にメリットがありません。せっかく良い買い手が見つかっても、「取り置きしていて売ることができない」と断らないといけなくなります。それに取り置き期間の間はその一人の買い手が買うか買わないかの宙ぶらりんの時間となっており、売り手は他の買い手に売る機会を逃していることになるのです。その買い手が「やっぱり買わない」と決めてしまったら、その取り置き期間は完全な時間の無駄になってしまいます。だからフリマでは原則として取り置きは断るようにするべきです。

話を戻しましょう。結果としてその人が92,000円でmacbook proを買ってくれることになりました。これがラクマなら大成功な金額なのですが、メルカリだと手数料で5,100円引かれて、販売利益は86,900円となってしまいます。送料込みなので実際は大体86,000円くらいでしょう。目標の90,000円に対し、結果は86,000円。初めてとしては悪くはないですが、商売というものは甘くはないですね。

コムショップに売った場合が69,000円なので、実質的な手間賃は17,000円ということになります。17,000円というと今やっている派遣のバイト1,200円の労働2日分くらいですね。まあ労働時間としては1時間分くらいなので、割りに合う方でしょう。ただ生業としてパソコンの転売をするとなると話は別です。慣れないコミュニケーションの連続で精神的に疲れてしまいました。こんな苦労は年に一回くらいで十分です。毎日こんなことをしていてはストレスで心が押しつぶされてしまいます。

とまあ、こんな感じでmacbook proのフリマアプリでの販売について感じたことをダラダラと書いていきました。これから同じようにmacbookを売る人のお役に立てれば幸いです。ではまた。